ローギア・ノーマルギア・ハイギア・超ハイギアのリールの違いやメリットデメリット

2013年10月26日更新!

ハイギアリールのメリット・デメリット

ハイギアリールのイメージ画像

 ベイトリールにもスピングリールにも「ギア比」というものがあり、このギア比が大きいか小さいかにより、ラインを巻き取れるスピードやトルク力に違いが出ます。このギア比の違いについて、ダイワのベイトリール「T3」のスペック表を参考に解説していきます。

T3スペック表

■ギア比の違い

 例えば、「6.3(6.3:1)」というギア比は、ハンドル一回転でスプールが6.3回転することを示しています。「7.1(7.1:1)」というギア比は、ハンドル一回転でスプールが7回転します。

 つまり、6.3というギア比よりも、7.1というギア比の方が、ハンドル一回転させたときに巻き取れるラインの量が多く、ルアーを早く回収できるということになります(ハイギア)。

■ハイギアのメリット・デメリット

 「7.1(ハイギア)」や「8.1(超ハイギア)」といったギア比のリールは、ラバージグやネコリグなどでポイントを撃ち、反応が無ければすぐにルアーを回収するような攻め方をする際に有効です。

 余計な道中は早く巻いてロスを防ぐことができるので、限られた時間の中で、より多くのポイントを撃つことができます。

 また、ラインのたるみを早く取ることができるので、着水直後のバイトにも早く合わせることができますし、カバーや障害物付近から素早く魚を引き出すことができます。

 欠点は、自転車を漕ぐときと同じように、ギア比が高くなるとハンドルも重くなることです。ですから、トルク力はないので、巻き抵抗の大きいルアーや重いルアーをメインに使うには向いていません。

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リールの選び方